「世界中で水不足、水汚染、洪水が頻発している。また陸地の45%を占める国際河川流域で対立や紛争が絶えない。このように深刻化する水問題は、膨大な食料輸入などを介して世界の水環境に大きな影響を与えている日本にもその責任の一端…続きを読む
会員の出版物
決定版アキバ戦後史『秋葉原は今』三宅理一
「摩訶不思議な街、秋葉原。交通の要衝として貨物駅が設定された19世紀末から、戦後の復興、近年の再開発まで、本書はこの街の来歴を丹念に描く。著者はこの秋葉原の特性を「アルス・コンビナトリア」(組み合わせの術)と称する。(中…続きを読む
『パリのグランド・デザイン ー ルイ14世が創った世界都市』三宅理一
「宮廷政治から生まれた「花の都」-フランスが世界に誇る「花の都」パリ、そしヴェルサイユ宮殿。これらを形作ったのはルイ14世の治世に花開いた「グランド・デザイン」の思想だった。当時のフランスは世界を席巻していたバロックに背…続きを読む
『社会を映す川 ー 災害多発時代の自然・技術・文化』高橋 裕
本会常務理事で東京大学名誉教授の高橋裕氏(河川工学、水文学、土木史)が上梓されました。 長年、水災害に関わってこられて経験を短編随筆集としてまとめられたものですが、河川のテーマのみならず、教育や歴史観への警鐘も伺える貴重…続きを読む
『負の遺産で街がよみがえる ー 縮小都市のクリエーティブ戦略』三宅理一
街の「負の遺産」を「正の資源」に逆転 空洞化した木密地区、空き家、廃校を活用したクリエーションとイノベーションの生まれる街へ 「5年に1度の住宅・土地統計調査によると昨年の空き家の割合は13%と過去最高を記録した。壊して…続きを読む
詳説『スバル開発物語』松本廉平
第二次大戦後、日本の乗用車産業はほとんどゼロから再出発し、外国車のライセンス導入車も作られたが、スバル360はそのユニークな車体形状と軽自動車とは思えないほどの居住性、動力性能、乗り心地の良さで、それまでとかけ離れて優れ…続きを読む
『ヌルハチの都 ー 満州遺産のなりたちと変遷』三宅理一
「満州国の時代、「奉天」と呼ばれた古都しん陽はヌルハチの都。故宮のユネスコ文化遺産登録に大きく貢献した著者が16年もの歳月をかけた緻密なフィールドワークによって、都の成り立ちと変遷をここに再現。紫禁城や江戸時代の日本と比…続きを読む